中小企業がWeb集客を始める時に知っておくべき5つのワナ|何から始める・費用・頼み先

中小企業がWeb集客を始める時に知っておくべき5つのワナ|何から始める・費用・頼み先

「Web集客、やったほうがいいのは分かる。でも、何から始めればいいの?」——ホームページ、Googleマップ、SNS、LINE、動画、広告。調べるほど手段が増えて、結局どれにも手がつかない。地域の会社の社長から、よく聞くお話です。この記事は、ツクシのお役立ち情報の入口になるまとめです。まず、よく見かける数字の出どころと対象を確かめます。そのうえで、小さな会社が始める順番の早見表と、1年目にかかるお金の計算例を載せました。読み終えたときに、自社が最初にやる1〜2個と、だいたいの費用、次に読む記事が決まっていることがゴールです。くわしい話はそれぞれの記事にまとめています。

結論:「見つけてもらう → 信頼してもらう → つながり続ける」の順に

中小企業のWeb集客(ネット集客・オンライン集客とも呼ばれます)は、手段の名前から選ぶより、お客さまが自社にたどり着くまでの順番で考えると迷いにくくなります。近くで探している人に見つけてもらう場所(Googleマップ)、調べた人に信頼してもらう場所(ホームページ)、一度つながった人とつながり続ける場所(LINE・SNS)。この順に1つずつ整えるのが、ツクシのおすすめです。

してほしいこと最初にやることお金の目安次に読む記事
近くの人に、来店・問い合わせをしてほしいGoogleマップ(Googleビジネスプロフィール)の情報をそろえる登録は無料Googleビジネスプロフィールの登録と口コミ
調べた人に「ちゃんとした会社だ」と思ってほしい・問い合わせの入口がほしいホームページを持つ(今あるなら直す)制作費は各社の目安で10万〜150万円(3〜10ページ前後、規模による)+維持費ホームページの費用相場と維持費
いまのお客さまに、また来てほしいLINE公式アカウント無料プランは月200通まで(2026年10月時点)SNS集客はどれから始める?
新しいお客さまに知ってほしい客層の年代に合うSNSを1つ0円から始められる(時間はかかる)SNS集客はどれから始める?
説明が要る仕事・人柄を伝えたい動画(1日で撮って使い回す)3分で数万〜130万円と各社の目安に幅会社紹介動画・PR動画の費用相場
チラシを配っているQRコードでホームページにつなぎ、反響を数える—チラシの反響率と効果測定

※この表はツクシの提案です。業種や客層によって合う順番は変わります。金額は各記事で出典つきで整理しています。

迷ったら、近くのお客さまが中心の会社は「Googleマップ+ホームページ」、すでに常連さんがいる会社は「Googleマップ+LINE公式」の2つから始めてみてください。全部を一度にやる必要はありません。

始める前に知っておきたい5つのワナ

Web集客の情報を調べていると、よく見かけるのに、地域の小さな会社にはそのまま当てはまらない話があります。始める前に、次の5つだけは押さえておいてください。

ワナ実際はくわしくは
① 「企業の9割はホームページを持っている」をうのみにする総務省の93.3%は、従業員100人以上の企業の数字です。柏市の事業所で100人以上は1.4%です数字で見る
② 「Web集客は0円で始められる」と思い込む始めるのは0円でも、続ける時間と作る費用はかかります。中小企業のデジタル化の課題の1位は「導入コストの負担」(56.2%)でした1年目の計算例
③ 手段をいっぺんに始める少人数の会社ほど、手段は1〜2個に絞るのがおすすめです。SNSを運用している企業でも29.3%が「特に効果は得られなかった」と答えています(2023年)始める順番
④ 「Googleマップで1位にします」を信じるGoogleは、順位を上げるための依頼やお金の受け取りには一切応じていないと公式に書いています期待しすぎないために
⑤ 名義と契約の中身を決めずに頼むドメインやログインの名義が依頼先のままだと、依頼先を変えたときに同じアドレスを使えないことがあります。修正の回数や月額の中身も、先に確かめます契約の前に決めておく4つ

Web集客は必要? 数字で見る、いまのお客さまの探し方

「うちのお客さまは年配の方が多いから、ネットは関係ない」と感じている方もいると思います。まずは、国や公的機関の調査で確かめられる数字を見てみます。あわせて、よく見かける数字が誰を対象にした数字なのかも確かめます。「中小企業 web集客」でYahoo!検索の上位に出た記事10本(広告とサービスページを除く。2026年10月9日、ツクシが確認)では、国や公的機関の統計を引用した記事は0本でした。

ネットを使う60代の77.7%、70代の67.6%が検索サービスを利用

総務省の調査では、インターネットを利用している人の利用目的として、「検索サービス」が全体で77.5%でした。年代別に見ると、インターネットを利用している60代の77.7%、70代の67.6%が検索サービスを使っています。上の年代のお客さまも、ネットで調べています。

同じ調査で、SNSを利用している人に目的を尋ねると、1位は「従来からの知人とのコミュニケーション」(86.6%)、次いで「知りたいことについて情報を探すため」が66.0%でした。SNSは「調べる場所」としても使われています。お店や会社を探すことも、その中に含まれると考えられます。

出典:総務省「令和7年通信利用動向調査の結果」(令和8年5月29日公表、調査時点は令和7年8月末)ポイント(別紙1)p.4〜5。利用目的はインターネット利用者(34,322人)、SNSの利用目的はSNS利用者(27,549人)に対する割合です。

「企業の93.3%がホームページを持っている」は、従業員100人以上の企業の話

「企業の9割以上がホームページを持っている」という話を聞いたことがあるかもしれません。もとになっている総務省の調査では、たしかに「自社のホームページを開設している企業の割合は93.3%」とされています。ただし、この調査の対象は常用雇用者(従業員)100人以上の企業です。

ツクシが拠点を置く我孫子の隣、柏市で見ると、民営の事業所11,976のうち、従業者100人以上は169で1.4%です。反対に、9人以下が8,560で71.5%、19人以下まで広げると86.1%になります。

数字対象出典
ホームページを開設している企業 93.3%常用雇用者100人以上の企業(回答2,488社)総務省 令和7年通信利用動向調査(企業編)
従業者100人以上の事業所 1.4%柏市の民営事業所 11,976柏市統計書 令和5年版(経済センサス-活動調査、令和3年6月1日)
従業者9人以下の事業所 71.5%同上同上

出典:総務省「令和7年通信利用動向調査報告書(企業編)」p.4、柏市統計書 令和5年版(表4-3・4-7)。柏市の割合はツクシの計算です。総務省は「企業」、柏市の統計は「事業所」を数えているので単位が違います。比べるのは目安としてです。大きな会社の支店や営業所も、1つの事業所として数えられます。

つまり「9割の会社がホームページを持っているのだから、うちも」という理由は、地域の小さな会社にはそのまま当てはまりません。持つかどうかは、自社のお客さまがどう探しているかで決めるのがおすすめです。

「中小企業のホームページ開設率は約5割」は民間の調査

「中小企業の開設率は約5割」という数字もよく見かけます。出どころの一例は、ホームページ作成サービス(Wepage)を運営するアイ・モバイルの自主調査です。2025年7月に中小企業の法人経営者3,000人(約6割が従業員5人以下)にネットで尋ね、「導入している」は48.2%、従業員5人以下では3割台でした。

出典:Wepage(アイ・モバイル)の調査記事。ホームページ作成サービスの会社による民間の調査で、公的な統計ではありません。参考として載せています。

小規模な事業者のホームページ開設率を示す公的な統計は、今回の調査では見つかりませんでした。

ホームページ・SNSを入れた会社の61.9%が「販路の拡大」を成果に挙げた

日本政策金融公庫の調査では、デジタルツールのうち「ホームページ、SNS」を導入した企業に成果を尋ねたところ、「販路の拡大」が61.9%、「顧客との関係強化」が34.3%、「業務の効率化」が15.9%でした(複数回答)。

出典:日本政策金融公庫 総合研究所「デジタル化に取り組む中小企業の実態に関する調査」(2025年5月21日公表、2025年3月中旬調査)表-1。対象は公庫(中小企業事業)の取引先で、有効回答4,328社。比較的規模の大きい中小企業が中心です。

注意したいのは、これがすでに導入した企業の答えだということです。「ホームページを作れば6割の会社で販路が広がる」という意味ではありません。また、表からは「特に成果はなかった」という選択肢があったかどうかを確認できませんでした。

始めるのは0円でも、続ける時間と作る費用はかかる

「Web集客は低予算で始められる」とよく言われます。たしかに、Googleビジネスプロフィール、LINE公式アカウントの無料プラン、SNSは0円で始められます。一方で、日本公庫の別の調査では、中小企業がデジタル化で困っていることとして「導入コストの負担が大きい」56.2%、「費用対効果を測ることが難しい」50.0%、「維持コストの負担が大きい」40.2%が挙がっています。

出典:日本政策金融公庫「調査月報 2024年12月号「中小企業におけるデジタル化の実態」」(中小企業を対象とした公庫の調査、2024年3月)

お金の面は1年目の計算例で、「効果が分からない」は月1回見る数字で、それぞれ備えておくと安心です。

何から始める? 小さな会社の順番

ここからは、冒頭の早見表の中身を1つずつ短く説明します。くわしいやり方は、それぞれのリンク先にまとめています。番号は、近くのお客さまが中心の会社を想定したツクシの提案の順番です。

① Googleマップ:0円で、近くで探している人に見つけてもらう

「近くの○○」と調べた人は、地図に出てきたお店や会社を見比べます。Googleビジネスプロフィールの登録は無料です。登録したら、まずビジネス名・カテゴリ・営業時間・写真・サービスの5つをそろえます。口コミはお願いしてよいものですが、見返りを渡す・内容を指定する・満足した人だけに頼む・その場で書かせるはGoogleのルールで禁止されています。

登録とオーナー確認の手順、口コミの頼み方と返し方の文例はGoogleビジネスプロフィールの口コミ返信は全件必要?にまとめています。

② ホームページ:調べた人に信頼してもらう受け皿

Googleマップ、SNS、チラシで知った人が、問い合わせの前にホームページで会社を調べることはよくあります。サービス・料金の考え方・事例・問い合わせの入口がそろった受け皿があるかどうかで、ほかの手段の働きが変わります。

③ SNS・LINE:1つに絞って、続けられる形で

SNSは名前ではなく、「誰に、何をしてほしいか」で選びます。総務省の「令和7年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(2026年6月公表)では、利用を尋ねた7つのサービスのうち、60代で利用率が9割を超えているのはLINE(92.0%)だけでした。いまのお客さまとつながり続けるならLINE公式アカウント、新しいお客さまに知ってほしいなら客層の年代で1つ選びます。→ SNS集客はどれから始める?

少人数の会社ほど、媒体は1つに絞るのがおすすめです。止まりやすいのは気持ちではなく、企画・撮影・編集・投稿・振り返りのどこかの工程です。→ 中小企業のSNSが続かない理由。写真や動画の画質で困ったらインスタの画質が落ちる理由と高画質で投稿する方法もどうぞ。

④ 動画:1日で撮って、使い回す

文章や写真では伝わりにくい仕事の流れや人柄は、動画が向いています。会社紹介動画の費用は、3分で数万〜130万円と各社の目安に幅があります(いちばん安い目安は、素材を自社で用意する「編集のみ」の2万円〜)。金額は尺よりも、撮影の日数とどこまでの作業を頼むかで決まります。→ 会社紹介動画・PR動画の費用相場

1回の撮影で、ホームページ用の紹介動画、SNS用の短い動画、写真までそろえておくと、Googleマップ・チラシにも同じ素材を使い回せます。採用が目的なら、見せるものが変わります。→ YouTube採用チャンネルの始め方、社長密着の採用動画

⑤ チラシ×Web:QRコードでつないで、反響を数える

チラシとWebは、どちらか一方ではなく組み合わせるものです。よく言われる反響率「0.01〜0.3%」には、調べた範囲では出典が示されていませんでした。新聞は1世帯あたり0.42部(2025年10月、日本新聞協会)まで減っています。チラシのQRコードに目印(UTM)を付けておくと、チラシから何人がホームページに来たかを数えられます。→ チラシの反響率「0.01〜0.3%」に出典はある?

広告・SEO記事は、①〜③が整ってから

ネット広告や、検索で見つけてもらうための記事(SEO)も、Web集客の手段です。ただ、どちらも人を連れてくる手段なので、連れてきた先のホームページやGoogleマップが整っていないと、見に来た人がそこで引き返してしまうことがあります。少人数の会社なら、①〜③で受け皿をつくってから広げる順番がおすすめです。これはツクシの考え方で、業種によっては広告から始めるほうが合うこともあります。検索とGoogleマップの考え方はMEO・SEO対策のページにまとめています。

費用:0円で始める場合と、頼む場合(1年目の計算例)

Web集客の費用は、「何を」「どこまで自分でやるか」で大きく変わります。ここでは、ツクシの料金(税込)を当てはめて、1年目にかかるお金を4つのパターンで計算してみました。

パターンやること計算1年目の合計
A:0円で始めるGoogleマップ+LINE公式アカウント(無料プラン)+SNS1つを自分で運用—0円(自分の時間はかかる)
B:ホームページを持つホームページを作り、必要なときだけ修正を頼む制作30万円〜+修正1回11,000円〜×年6回(66,000円〜)+保守 月5,500円〜×12か月(66,000円〜)432,000円〜
C:ホームページ+動画Bに、紹介動画を足す。素材をSNS・チラシ・Googleマップにも使い回すBの432,000円〜+紹介動画350,000円782,000円〜
D:作って任せるホームページを作り、毎月の運用・改善を任せる制作30万円〜+運用・改善 月3万円〜×12か月(36万円〜)+保守 月5,500円〜×12か月(66,000円〜)726,000円〜

※ツクシの料金(ホームページ・LP制作30万円〜、ホームページの修正1回11,000円〜〈60分まで。超過は30分ごとに5,500円〉、運用・改善 月3万円〜、WordPressの保守 月5,500円〜、会社・お店の紹介動画35万円〈3分1本+1.5分以内の短い動画3本、修正2回まで〉、いずれも税込)を当てはめた計算例です。修正の回数(年6回)は仮に置いたものです。サーバー・ドメイン代は含めていません(各社の目安では年1〜3万円)。ページ数・機能・原稿や写真の有無で変わります。紹介動画は尺・本数・撮影場所で変わります。保守代(BとD)は、WordPressで作る場合のものです。運用・改善の月額に保守は含まれません。我孫子市・柏市以外は交通費を別途お見積りします。

Aは0円ですが、撮影・投稿・口コミへの返信などに社長の時間がかかります。その時間も費用のうちだと考えておくと、BやDと比べやすくなります。BとDの違いは、Dの月額に数字を見て「次はどこを直すか」を考える部分が含まれることです。何を直せばいいか自分で決められるならB、決められないならDが向いています。

2年目以降も同じ使い方を続けると、ホームページの5年の総額は、修正を都度頼む場合で63万円〜、月額で任せる場合で210万円〜になります(制作費30万円を含む、ツクシの料金での計算例。サーバー・ドメイン代は含みません。WordPressで作る場合は、どちらにも保守 月5,500円〜〈5年で33万円〜〉が加わります)。内訳はホームページの費用相場と維持費で説明しています。

補助金は使える?

条件が合えば、小規模事業者持続化補助金の「ウェブサイト関連費」として、ホームページ制作が対象になり得ます。ただし、第20回の公募要領では、ウェブサイト関連費の補助金は上限30万円で、ウェブサイト関連費だけでは申請できません。また、交付決定の前に発注・契約・支払いをすると対象外です。条件は公募の回ごとに変わるので、ホームページ制作に使える補助金まとめで確かめてください。

どこに頼む? 自分でやる・個人に頼む・制作会社に頼む

全部を外に頼む必要はありません。自分でできるところは自分で、止まるところだけ外へ、という分け方もあります。

頼み方向いていること気をつけたいこと
自分でやるGoogleマップの整備、LINE公式、SNS1つ。AI・作成ツールでの簡単なページお金はかからなくても、時間がかかる。無料ツールは公開の条件をプランで確認
フリーランス・個人に頼むホームページ制作(各社の目安で10〜20万円)、編集だけ・写真だけなど工程を切り出す依頼対応できる範囲は人によって差が大きい。「どこからどこまで」を確認
制作会社に頼む設計から公開まで分担して進めたいとき(中小の制作会社で数十万〜300万円が各社の目安)会社によって得意分野が違う。運用・改善が範囲に入っているか確認

出典:金額はWeb幹事の記事が公表している目安で、公的な統計ではありません(ホームページの費用相場と維持費で整理)。

動画やSNSの依頼先は、映像制作会社・Web制作会社・SNS運用代行・フリーランスの4タイプで得意なことが違います。地域の依頼先の選び方は柏の動画×SNS活用(依頼先の選び方)にまとめています。

契約の前に決めておく4つ

  1. 撮影・編集・投稿・効果測定を、誰がやるか:1つでも空白があると、そこで止まります(依頼先の選び方)
  2. ドメイン・サーバー・ログイン情報の名義:契約者は自社、作業は依頼先、の形にしておくと、依頼先を変えても同じアドレスを使い続けられます
  3. 修正は何回まで、どこまでが料金に含まれるか:原稿作成や写真撮影が別料金のこともあります
  4. 月額の中身:「保守・管理一式」としか書かれていないなら、更新の回数・改善・レポートのどれが入っているかを分けて出してもらいます

2と4はホームページの費用相場と維持費の「請求書・契約書で確認する5項目」、3は同じ記事のよくある質問で説明しています。

公開後:月1回、見る数字

「費用対効果が分からない」を防ぐには、始める前に、見る数字を決めておくことです。毎日見る必要はありません。月に1回、次の数字をメモするだけで十分です。

見る場所見ることくわしくは
Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」月1回、数字をメモして前の月と比べるGoogleビジネスプロフィールの記事(続ける運用)
問い合わせの記録問い合わせをくれた人に「何を見て連絡しましたか」と聞いて、1行ずつ記録するSNS集客はどれから始める?(始める前に決めておく3つ)
チラシのQRコードUTMを付けたQRコードから、何人がホームページに来たか(GA4で見る)チラシの反響率と効果測定(記録シートの例)
Search Console会社名での検索(指名検索)の表示回数・クリック数が、チラシを配った週などに動いたか同上

数字が動かない月があっても、すぐにやめる必要はありません。何をした月に、どの数字が動いたか。記録がたまってくると、自社に合う手段が見えやすくなります。

期待しすぎないために

Web集客は、始めれば必ず成果が出るものではありません。東京商工リサーチの2023年の調査(4,947社)では、「SNSを運用していない」企業が54.8%、運用している企業(効果の質問に答えた2,044社、複数回答)でも29.3%が「特に効果は得られなかった」と答えています。

出典:東京商工リサーチ「2023年「企業のSNS運用に関するアンケート」調査」(2023年8月21日公表)

  • 「Googleマップで1位にします」という話は信じない:Googleの公式ヘルプでは、Googleマップなどのローカル検索結果は「主に関連性、距離、知名度に基づいて表示されます。」とされています。距離は「検索しているユーザーから各ビジネス拠点までの距離」なので、お店の側で変えることはできません。また、「Google では、ランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じておりません。」と書かれています。
  • 「口コミを増やします」「消します」という営業にも注意:見返りを渡して口コミを書いてもらう・直してもらうことは、Googleのポリシーで禁止されています
  • 「効果が出るまで○か月」は会社ごとに違う:同じ検索の上位10本で、期間の根拠を示したものは見当たりませんでした。だからこそ、月1回の記録で自社の動きを見ていくのがおすすめです

出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google のローカル検索結果のランキングを改善する」

一方で、2023年の時点では半分ほどの会社がSNSをやっていなかった、ということでもあります。「やれば売上が上がる」と期待するより、目的を1つ決め、手段を1〜2個に絞り、続けられる形で始めるほうが、がっかりしにくいはずです。

ツクシに頼む場合

ツクシは我孫子を拠点にした個人事業です。窓口は最初から最後まで代表の橋爪が担当し、撮影と編集は案件に合わせて外部のパートナーとチームを組みます。Web集客を「何から始めればいいか分からない」という段階からご相談いただけます。今のサイトやGoogleマップの診断、競合の調査、施策のご提案までは無料です。

メニュー料金(税込)内容
HP・LP診断/競合調査/施策の提案、Googleマップ・検索の現状診断0円今の状態を見て、まず何をやるかをお伝えします
Googleビジネスプロフィールの整備お見積り診断の結果から、必要な作業だけ
ホームページ・LP制作30万円〜構成・文章・デザイン・制作まで。スマホ対応、問い合わせ導線の設計込み
運用・改善月3万円〜例)月1回の改善+レポート。更新・修正にも対応
ホームページの修正(単発)1回11,000円〜60分までの作業と作業前のバックアップ込み。超過は30分ごとに5,500円
仕上げパック55,000円〜AI・無料ツールで作ったサイト向け。問い合わせ・電話・LINEへの導線など(写真撮影、ページの作り直し、作成ツールやドメインの利用料は含みません)
会社・お店の紹介動画35万円例)3分の紹介動画1本+1.5分以内の短い動画3本。企画・構成・撮影・編集込み、修正2回まで
SNS用ショート動画月2本 55,000円〜企画・撮影・編集。撮影は月1回まとめて
写真撮影のみ2時間 44,000円撮影リストの事前設計、色の補正、データの納品込み
チラシ(A4)片面 38,500円/両面 60,500円構成の整理、デザイン、修正2回まで(原稿作成・撮影・印刷は別)

※料金は一例です。ページ数・機能・尺・本数・撮影場所・原稿や写真の有無で変わります。我孫子市・柏市以外は交通費を別途お見積りします。

くわしくはホームページ制作、MEO・SEO対策、動画制作・写真撮影、デザイン制作、1点からのご依頼は単発のご依頼をご覧ください。どんな課題にどう設計したかは、制作事例で公開しています(たとえば塗装会社のホームページは、施工事例やお知らせを会社のほうで更新できる設計にしました)。

よくある質問

Web集客は、何から始めればいいですか?
近くのお客さまが中心の会社なら、まず無料で始められるGoogleマップ(Googleビジネスプロフィール)の情報をそろえ、次に調べた人の受け皿になるホームページ、いまのお客さまとつながるLINE公式アカウントの順がおすすめです。目的別の早見表は冒頭の結論をご覧ください。
全部やったほうがいいですか?
少人数の会社なら、最初は1〜2個で十分です。手段を増やすほど、撮影・投稿・返信などの手間が増えます。続けられる形ができてから広げるほうが、途中で止まりにくくなります。
ホームページがなくても、SNSだけで集客できますか?
できないとは言えません。ただ、SNSやGoogleマップで知った人が、問い合わせの前にホームページで会社を調べることはよくあります。料金の考え方や事例、問い合わせの入口がまとまった場所が1つあると、ほかの手段で生まれた興味を取りこぼしにくくなります。まずは無料ツールで作り、あとで整える方法もあります(AI・無料ツールで作る場合の注意)。
Web集客には、いくらかかりますか?
自分で運用するなら0円から始められます(時間はかかります)。ツクシの料金で1年目を計算すると、ホームページを作って必要なときだけ修正を頼む場合で432,000円〜(WordPressの保守代を含む)、毎月の運用まで任せる場合で726,000円〜です(いずれも税込の計算例で、WordPressの保守代を含み、サーバー・ドメイン代は別)。費用の節で4つのパターンを比べています。
補助金は使えますか?
小規模事業者持続化補助金では、ホームページ制作が「ウェブサイト関連費」として対象になり得ます。ただし第20回の公募要領では、ウェブサイト関連費の補助金は上限30万円で、それだけでは申請できません。交付決定の前に発注・契約すると対象外です。条件は公募の回ごとに変わるので、ホームページ制作に使える補助金まとめで確かめてください。
AIで作れば、ホームページはタダで済みますか?
作るだけなら無料でできるサービスは多いです。ただ、無料のまま公開し続けられるかはサービスによって違い、ペライチは2025年10月1日から無料プランでは公開できなくなりました。問い合わせが来るかどうかは、ツールではなく「誰に何を伝えるか」で決まります。くわしくはホームページはAIで無料で作れる?をご覧ください。
効果はいつごろ出ますか?
業種・地域・始め方によって違うため、期間はお約束できません。調べた範囲でも、期間の根拠を示した資料は見当たりませんでした。始める前に見る数字を決め、月1回記録していくと、自社で効いているかどうかを判断しやすくなります(月1回見る数字)。

まとめ

  • 中小企業のWeb集客は、見つけてもらう(Googleマップ)→ 信頼してもらう(ホームページ)→ つながり続ける(LINE・SNS)の順に、1〜2個から始める
  • 総務省の調査では、インターネットを利用している60代の77.7%、70代の67.6%が検索サービスを使っている
  • 「企業の93.3%がホームページあり」は常用雇用者100人以上の企業の数字。柏市の民営事業所で100人以上は1.4%、9人以下が71.5%
  • 日本公庫の調査で、ホームページ・SNSを導入済みの企業の61.9%が「販路の拡大」を成果に挙げた。ただし作れば売れるという意味ではない
  • 1年目のお金は、自分で運用なら0円、ホームページを持つなら432,000円〜(WordPressの保守代を含む)、動画も足すなら782,000円〜、運用まで任せるなら726,000円〜(ツクシの料金での計算例、税込、サーバー・ドメイン代は別)
  • 契約前に工程の分担・名義・修正の範囲・月額の中身を決め、公開後は月1回、数字を記録する

テーマごとのくわしい記事は、ジャンル別にまとめています。Web・ホームページ、動画・SNS、デザイン、集客・マーケティング、すべての記事はお役立ち情報からどうぞ。

「うちは何から始めればいいか、一緒に考えてほしい」という段階でも大丈夫です。お客さまの層と目的、ご予算をうかがって、最初の1〜2個と、だいたいの費用を整理します。お問い合わせからどうぞ。先に自分で傾向を知りたい方は、3分でできる打ち手診断もあります。

「うちの場合はどうだろう?」と思ったら、まずは無料でご相談ください。

まずは、お話を聞かせてください。

ご相談は無料です。「何から始めればいいかわからない」という段階こそ、お気軽にどうぞ。